Intel X710-DA2 を入手したので自宅のVMware vSphereサーバに導入する
目次
導入
我が家では数台のラックマウントサーバーを運用していますが、そのうち2台にはvSphereを入れて仮想基盤として運用しています。(写真で見るとすごく汚い……)
LenovoのSR630 V2にはアリエクにて格安で買った謎のIntel X540チップの10G NICを導入してますが、NEC Express5800に同じものを導入したところESXiの通信が不安定で使い物になりませんでした…
とりあえず格安10G NICは別のPCで利用することにしましたが、流石にオンボードの1G NICでESXi運用は辛いのでもう少し新しいチップの10G NICを探します。
Intel X710-DA2 を入手
某オークションにて17,000円ほどで入手しました。ちゃんとIntel純正基盤です。 もっと安いものもありましたが一番本物っぽいものを選択。(写真でそれっぽいものを選んだだけですが…) 裏に偽物判定用のシリアルコードが貼っているので確認します。 一応本物らしいです。
刺します
まずはサーバの蓋を開けます。1Uのサーバは高さがないのでライザーボードを通してPCIeスロットに接続します。 それ以外は特に普通のPCと変わりません。 vCenterからデバイスを確認します。特にドライバ等はインストールしていませんがそのまま認識してくれます。やっぱりvSphereで使うならIntel NICが安心ですね。
テスト
ちゃんと10G出るのかテストします。
L2スイッチで繋がっている2台のESXi上にそれぞれUbuntu Serverを構築し、iperf3でスループットを測定します。 図に書き忘れましたがLenovoとSW#1間は10GBase-T、NECとSW#2間はSFP+で接続しており、SW#1とSW#2はそれぞれ10GBase-TスイッチとSFP+スイッチなのでSW#2にトランシーバを付けカテゴリ6AのLANケーブルで接続しています。
結果はこんな感じです。 上り下りともに大体9.4Gbpsくらい出ているので問題はなさそうです。壊れてなくてよかった。
まとめ
SFPは10Gでも発熱が少ないのでやっぱりいいですね。10GBase-TのIntel X540は触れないくらい熱くなるので心配ですが、SFPは安心感があります。 今後、継続的に動かして問題が起きないかは注視していきたいと思います。
とりあえず今回は初めてちゃんとしたSFP+のNICを購入したので記事にしてみました。内容しょぼいし日本語変なところありますが初ブログなので許してください……